怒らせてあげよう!

怒らせてあげよう!

 

不登校の子に限ったことではないけれど、

いつも通りの会話になるはずが、なんか返事がいらいらしてて嫌な気分になることはありませんか?

「なんなの?」「私何か悪いことした?」と。

 

自分に心当たりがない時は、相手に思う存分怒っていてもらいましょう。

 

相手はそもそもイライラしてて怒りたいのです。

相手の”怒りたい”気持ちを尊重して、自分のせいと思わずにそっとしてあげるのも一つだと思います。

 

お子さんは自分が怒った時にどんな反応するかおよそ見当がついています。

そして、自分が心配され続ける存在になることを負担に感じることもあります。

心配する側される側という関係から、お互いを尊重しあえる関係への一歩となるはずです。

 

 

怒りは悪者じゃない。

 

八つ当たりされるのは迷惑ですが

どんな感情も感じて悪いものなどありません。

 

感情は22段階あると言われていて下に記した通りです。

上に行くほど自己肯定感が高まり、自分らしく生きている状態😀

今まで無気力、無価値観のところにいたなら、”怒り”は4つぐらい上昇してるので生きる力が戻ってきてるということだし、「怒っちゃいけない」とか「感情を現してはいけない」など思っているよりずっと健康的なんですから、こういった感情の側面を知っておくのもいいと思います。

 

感情は一日に何度も変わるものだし慣れないうちはなかなか面倒ですが、相手の感情に乱されないようにいつも自分の感情の動きに気を付けて”ほっと”できるように自分を持っていくことは大事なんです。

 

そして、家庭内での出来事ならば怒りを受け止めてもらえる場所であるということですよね。

 

 

 

1.喜び

2.情熱

3.熱意、切望、幸福感

4.肯定的磁気、創意

5.楽観的

6.希望

7.満足

8.退屈

9.悲観的

10.欲求不満、イライラ、短気

11.お手上げ

12.失望

13.疑念

14.心配

15.非難

16.落胆

17.怒り

18.復讐

19.敵意、激怒

20.嫉妬

21.安全でない、罪悪感、無価値観

22.恐れ、深い悲しみ、憂鬱、無気力

 

 

相手の感情に巻き込まれないようにするわけ

 

私たちの感情は実は相手によって不機嫌にさせられているわけじゃありません。

 

例えば無意識の中に、

私は怒られる人

私は面倒を見なければならない

私は嫌われている

などなど反応する種を持っていると自動反応が起きます。

 

何とかしなきゃ

私、何かした?

私が悪いの?などなど

 

つまり、相手が引き金となって既に持っている自分の中のものが反応するということです。

 

人は本来自由を好みますから、

相手に振り回されるのは嫌だと感じ、自分の感情に責任を持つ!と思うなら

自分の幸福感が他人任せになってないか、見つめる時期かもしれません。

 

このように自動反応してしまう思い込みはいつどのようにして受け入れたのか知り、

解放していくことで、意識的に変えていくことができます。

 

 

ちょっと話はそれますが、

”類は友を呼ぶ”という言葉がありますが、

 

これはご存知の通り、似た思考を持つ人が集まる様子を言いますけど、自分から発するエネルギーのようなものが同じエネルギーを発する人を引き合うことです。

 

ということは、

怒りを発していると怒りを呼びますし、そんなときもあるよね~と何気ない日常の一コマにしてしまうこともできます。

わたしたちはいつだって自分の感情を選ぶことができるんです。

お互いに気持ちが落ち着いて、大切な人なら率直に「そんな風に接せられたら悲しい」と伝えるのも勇気がいるけれども、本当に伝えたい愛が伝わるのではないでしょうか。

まとめ

・相手の怒りを自分ごとにしない

・怒りそのものに意識を向けるのではなく、怒りを表現できる安心な場所であるということを知る。

・無意識の自動反応を意識してみる